はじめまして。MYOHORP(ミョーホープ)です。
結論から言うと、マキタの新型40Vインパクトドライバー「TD002G」は威力が強くて使いやすいので職人さん達にオススメです。
DIY用途だと過剰なスペックですが、これから40V工具も増える予定なので導入しても良いでしょう。
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マキタの新型40Vインパクトドライバ「TD002G」の概要
マキタの新型40Vインパクトドライバー「TD002G」の価格はセット製品で47,000円、本体のみで23,400円です。(価格はAmazon参照)
セットの場合は「インパクトドライバー本体」へ「バッテリ2個」「充電器」「専用ケース」が付属しています。
インパクトドライバー単品で購入した場合はバッテリが2個とも付属しないので、40Vバッテリを持っていない場合はセット製品がオススメです。
セット内容1:TD002G本体のみ
マキタの新型40Vインパクト「TD002G」には下記の特徴があり、旧式の40Vインパクトよりも使いやすくなっています。
- 合計10個の多彩なモード
- 4灯式LEDライトの実装
- デュアルスプリングテクノロジー
- 専用アプリと連動が可能
上記については記事の後半で解説しますので、ぜひチェックしてください。
セット内容2:40Vバッテリ「BL4025」
今回購入したセット製品に付属するバッテリ「BL4025」は2つとも電圧が40Vであり、バッテリ容量は2.5Ahです。
基本的にバッテリの電圧が大きければ大きいほど工具のパワーが強くなり、バッテリ容量が大きいほど工具の稼働時間が長くなります。
BL4025はであれば電圧40V&バッテリ容量2.5Ahなので、パワー不足で困ることは無いはずです。
一応、BL4025はAmazonなどで購入もできますが、価格は13,640円なのでセットがオススメです。
セット内容3:40V充電器「DC40RA」
TD002Gのセット製品に含まれている40V用充電器は「DC40RA」と呼ばれるモデルです。
価格は楽天市場で13,000円ほどですが、あまり単品で売っていません。
マキタの純正バッテリを取り付ければ充電がすぐに始まり、バッテリの冷却も同時に行ってくれます。
他にも下記が可能なので、マキタの純正充電器が意外と便利です。
- 充電時のメロディを変更可能
- USB機器の充電にも対応
セット内容4:インパクト用ケース
TD002Gのケースはセット内容の「インパクト本体(バッテリ付き)」「バッテリ2個」「充電器」を収納できます。
実は少し古いタイプのケースだと下画像のようにバッテリが1個しか入らなかったため、新型のケースは改善されています。
また、ケースの上蓋部分にはビットやネジなどの細かい部品を収納することが出来ます。
さらに、新型ケースでは蓋が完全に閉まっていればロックをかけていない状態で持ち上げても、蓋が開かないようになりました。
ロックをかけ忘れたままケースを持ち上げ、ケース内の部品をばら撒いてしまうことは珍しくないため、嬉しい改善点です。
新型40Vインパクトドライバのオススメポイント
マキタの新型40Vインパクトドライバー「TD002G」は下記のポイントが便利であり、職人さん達へオススメできるモデルです。
- 合計10個の多彩なモード
- 4灯式LEDライトの実装
- デュアルスプリングテクノロジー
- 専用アプリと連動が可能
そこで、ここからは上記の詳しい内容を解説します。
オススメ1:合計10個の多彩なモード
マキタの新型40Vインパクトドライバー「TD002G」には合計10個のモードがあり、「打撃」や「楽らく」を押せばモードが変わります。
具体的なモードの違いは下表であり、仕事内容や状況に合わせたモードを選べます。
打撃モード | 回転数[回転/分] | 打撃数[回/分] | 用途 |
---|---|---|---|
最速 | 0~3700 | 0~4600 | パワーやスピードを優先したい時 |
強 | 0~3200 | 0~3600 | 最速ほどの打撃力を必要としない時 |
中 | 0~2100 | 0~2600 | 仕上がりを重視したい時 |
弱 | 0~1100 | 0~1400 | 力を抑える作業が必要になる時 |
楽らくモード | 回転数[回転/分] | 打撃数[回/分] | 用途 |
---|---|---|---|
木材 | 0~1800 | 0~4600 | 長いネジを締める時など |
テクス用(薄板) | 0~2900 | 打撃開始直後に停止 | 薄い鋼板へテクス用ネジを締める時など |
テクス用(厚板) | 0~3700 | 0~2600 | 厚い鋼板へテクス用ネジを締める時など |
ボルトモード[1] | 0~2700 | 打撃開始直後に停止 | ボルトの仮締めや型枠 の組み立てをする場合など |
ボルトモード[2] | 0~3700 | 0~4600 | 打撃時間約0.3秒で停止 |
ボルトモード[3] | 0~3700 | 0~4600 | 打撃時間約1.0秒で停止 |
職人さんの場合はあまり使わない機能かもしれませんが、楽らくモードは慣れると便利なのでオススメです。
オススメ2:4灯式LEDライトの実装
マキタの新型インパクトドライバーであるTD002Gは、4つのLEDライトを付けており、影が出来にくくなっています。
旧式モデルのTD001Gでは2つのLEDしか無かったので、影が出来やすいエリアでの仕事が多い場合は嬉しい改良点です。
もちろん、ビットの回転方向を切り替えるレバーを中立状態にした場合でも、4つのLEDライトが最大1時間も点灯し続けます。
2つしかないLEDよりも明るいので、懐中電灯の代理としても十分使えるモデルです。
オススメ3:デュアルスプリングテクノロジー
TD002Gはマキタ製工具で初めてデュアルスプリングテクノロジー(DST)を搭載しており、扱いやすい新型モデルになっています。
柔らかいスプリングと硬いスプリングを同時搭載することで、強力なパワーを維持しつつも、扱いやすさは向上しています。
1つ目の軟らかいスプリングで素早く打撃を開始。
低反動&振動値 約10%低減。
2つ目の硬いスプリングも加わりより強力に打撃。
締付けスピード 約10%向上(当社従来機比)。
出典元:マキタ公式サイト
実際に私たちもTD002Gを使ってみましたが、パワーが強い割には腕への負担が小さかったので扱いやすかったです。
そのため、スピードやパワーを維持しつつ腕への負担を減らしたい場合は、新型のTD002Gがオススメです。
オススメ4:専用アプリと連動が可能
マキタの新型インパクトドライバーは別売りのADP11を接続することで、10個のモードとLEDライトをスマホアプリからカスタマイズできます。
正直、私たちが使うことはあまりありませんが、モード切り替えを多用する人であれば十分候補に入ると思います。